その結末は……

その結末は……

疲労困ぱいで頭がぼーっとしている私を後目に、
その日めでたくカップリングに成功したのはYちゃんでした。
「おめでとうございます!」
皆の拍手に送られて、会場を出ていくYちゃん。
待って、Yちゃんどこへ行くの、私を置いていかないで〜。

 

ところが、パーティーが解散したあとMちゃんとホテルを出ようとすると……。
なんとYちゃんがカップリングした相手の男性とロビーで待っていてくれたのです。
「あのね、同僚と三人で一緒に来てるんですって話をしたら、相手の人も友達と一緒に来たんだって。
せっかくだから、みんなでごはんでも食べようよ」
こうしてその日、女三人と男二人はホテル近くのリストランテに流れていくことになりました。
会場では、ベルトコンベアー式の自己紹介で無駄に疲れていた私ですが、
イタリア料理で栄養補給したおかげで少し元気になり、
リストランテでの「二次会」は和やかに過ぎていったのでした。

 

残念ながら、Yちゃんはその日カップリングした男性とは連絡が途絶え、自然消滅してしまいました。
しかし私たち三人は、それからも懲りずに誘い合って、何度かお見合いパーティーに参加しました。
初対面の男性といきなり一対一で会うというのは、何となく不安な気持ちになりますが、
友達と一緒であればその不安も和らぎ、リラックスして話ができるというものです。
何より、おたがいに友達を紹介しあうということで出会いの幅が格段に広がります。
そのため、三人のうち誰かがめでたくパーティーでカップリングしたあかつきには、
「友達を誘いあって、合コン形式で」食事をするというのが定番になりました。
そんな感じで、そのころの私といえば、仕事以外は合コンばかりしていたような気がします……。

 

ある日、私とYちゃんは、Mちゃんからこんな宣言を受けました。
「私ね、この間のパーティーで知り合った人と真剣にお付き合いしようと思うから、
しばらく合コンお休みするね」
昼休み、いつものように三人でお弁当を食べていたときのことです。
どうやら先日、カップリングした相手の男性が彼女の「本命」になったようなのです。
「そっかぁ。おめでとう。頑張ってね」
Mちゃんの「一抜け宣言」で、グループ婚活は活動を停止しました。
私たちの「パーティーと合コンの日々」はひとまず終わりを告げたのです。

 

その後、三人の中でもっとも早く結婚を決めたのはYちゃんでした。
彼女はMちゃんの「本命」の彼に紹介してもらった友達から猛烈なアタックを受けて、
交際半年足らずで婚約に至ったのです。
かんじんのMちゃんは、その「本命」の彼と間もなく破局してしまったのですが……。
本当に、人生とはわからないものです。

 

「婚活も みんなですれば こわくない」
……今でもあのころのことを振り返ると、いろいろなことが同時に思い出されて、
我ながら微笑ましい気持ちになってしまいます。

 

トップページ

その結末は…… | 婚活大学関連ページ

グループ婚活の始まり
仲良し女性3人組のグループ婚活体験談を記載していおります。今回はその始まりについて。
お見合いパーティーデビュー
仲良し女性3人組のグループ婚活体験談を記載していおります。今回はお見合いパーティーデビューの様子。