現実の男性

現実の男性

話しているうちに、担当の人がなにげない調子で私に言いました。
「結婚願望と、結婚観、というのは違うものなんですよね」と。

 

結婚したいという夢と、こういう結婚をしたいという希望は違うものだということです。
その人は私の話を整理しながら、
「それは夢の部分ですね。
そういうことを理想としているのなら、どういう相手を選べば理想に近くなりますか」
と質問を重ねてくれて、だんだんと私のなかにリアルな結婚観が作られてきたんです。

 

三回ぐらい通いました。
自分のプロフィールや結婚観をまとめるのに何度も通う人は珍しいようでした。
ほとんどの人は最初から真剣に結婚相手を探しているので、
条件のようなものを明確に持っているのだそうです。

 

私は、相談所みたいなところで結婚相手を探すなんて全然ロマンチックじゃない、
全然ドラマチックじゃないと内心では反撥していました。
でも、お見合いーパーティーのようなところは苦手だし、
なにより何でも姉に頼る癖がついていました。
もともと人に寄りかかって甘えるところがあるんです。
でもそれも、その担当の人に
「でも実はとてもしっかりしていらっしゃると思いますよ。
今までの男性も、男性のほうがダメ男なのに、あなたが一生懸命面倒みたり、
我慢したりしてきたわけですから」
と言われて、ああ、そうかもしれないと思い直しました。

 

その時に何人かの男性を紹介されました。
中から姉が最終的に選んだ人と、実際に会いました。
30代後半の男性で、大手メーカー勤務の人でした。
どちらかといえば寡黙な人ですが、でもグイグイと私をひっぱってくれたんです。
私は「どこか行きたいところはある?」と聞かれても首をかしげるタイプ。
こういうところを優柔不断と受け止められると私もつらいところですが、
彼は「じゃぁ、ここはどう?」とさっさと決めて、
うなずく私を「素直な人だな」と思ってくれたようです。

 

正直、姉にいわれ、相談所の人にすすめられ、
言われるがままに流されて彼と会っているようなところがありました。
でも、誘われるとついて行ったのは、決して嫌ではなかったということでもあるんですね。

 

なんとなくあいまいな私を、彼も多少は不安に思っていたことでしょう。
中華料理を食べて、バーに誘ってもらい、そこでお酒を飲んでいたとき
「僕はあなたといると安らぐんだけど、あなたは僕のことをどう思ってますか」
とはっきりと聞かれたんです。

 

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